- 研究、論文
- 2016-06-17
水素水の研究・論文


水素水の効果・効能が議論されていますが、実際の研究や論文はどこまで進んでいるのでしょうか?
このページでは水素水の研究・論文の現状について説明していきます。
水素水の研究の歴史
水素水の研究の状況を見ると、1997年(平成9年)、九州大学の白畑實隆(しらはた さねたか)教授の「電解陰極水中に生成される活性水素が活性酸素を消去する」という論文が米国生物科学誌「BBRC(BIOCHEMICAL AND BIOPHYSICAL RESEARCH COMMUNICATIONS)」に発表されたことに始まります。
その後の2007年、日本医科大学の太田成男教授が「水素に活性酸素を除去する効果がある」と2007年の米国医学誌「ネイチャー・メディシン(Nature Medicine)」の論文を発表しました。
以降、多くの医学者や科学者に研究され、8年間に世界中で約400報の学術論文が発表されています。
異例の速さで研究が進む水素水の効果
「水素水には効果(効能)があるのか」と議論がありますが、現在のところ、多くの研究・論文で科学的に調べている段階といえます。
もちろん、細胞単位やラットなどの動物実験で効果が確かめられていることで、「科学的に効果が明らかになった」といえるかもしれません。
臨床研究分野でも進む水素水の効果
しかし、人に対象とする臨床試験では20報の論文が発表されているのが現状です。
8年の間に20報という研究ペースは、多大な労力とお金のかかる臨床試験では異例の速さといえるようです。
これも各研究者が「水素には効果・効能がある」という期待の大きさによるものと考えられます。
(参考 : 太田成男のちょっと一言 )
医療分野で進む水素水の利用
臨床研究が進む水素水ですが、自由診療では積極的に水素を治療に取り入れようという動きがあります。
京都の「梶山内科クリニック」では、糖尿病などの治療に水素水を積極的に利用されています。
また、順天堂大学医学部付属順天堂医院では、パーキンソン病の臨床治療として水素水が用いられています。
全く効果が期待できないものや健康に害を及ぼす恐れのあるものを医師が治療に利用するとは考えにくいことから、一部の医師の間でも水素水の効果効能が期待できると考えられているようです。
まとめ
水素水の効果については研究段階というのが現状です。
水素水の科学的な研究や臨床研究は異例の速さで進んでいます。
また、一部の医療分野では水素が治療に利用され始めています。

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