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トピックス

更新日:2018年06月04日

福島第一原子力発電所の視察レポート

原子力とソーラー

当社の代表取締役が福島第一原子力発電(以下、福島原発)を視察した様子をレポートにまとめました。

事故から7年が経過し、廃炉への取り組みが進む一方、時間がとまったままの街並み

太陽光発電の会社の視点で見た福島原発の“今”をご覧ください。

 

福島原発に向かう途中で見た景色

サンビスタメンバー

2018年5月25日(金)、福島県の裏磐梯(うらばんだい)で行われた、シャープサンビスタメンバー提案会の翌日、一部の希望者を集めた福島第一原発の視察に参加してきました。

放射線量の掲示

福島原発に向かう途中、高速道路(常磐道)を通ると、

現在の放射線量「〇〇マイクロシーベルト/時(μSv/h)」が表示されており、

福島原発に近づいていることを実感しました。

 

高速道路のわきに積まれた黒いトンパック

トンパック

高速道路のわきの風景を見ていると、ところどころに「黒いトンパック」といういわゆる大型の土のう袋が大量に山済みされているところがたくさん見られます。

この中には放射線で汚染された住宅などの敷地内から除染の為に削り取られた土砂が詰められています。

一袋の重さが1トンになるそうで、それで「トンパック」と言われてるそうです。

こうした汚染された土砂の仮置き場が足りなくて問題になってるようです。

 

人の気配がない田園風景と住宅

福島の田園風景

高速を降り、富岡町・双葉町・浪江町とニュースで聞いたことがある地名の街並みを通ると、どこにでもある田園地域や住宅地だが、どこか雰囲気が違う、そんな違和感を感じました

あちらこちらで広大に広がる田園風景からは「かつてここは田んぼや畑だったんだなぁ」と感じられます。

ところがその田んぼや畑は、何も手入れされておらず、草木が伸び放題に。

 

住宅も見た目は普通の住宅ですが、人の気配がまったくしません。

良く見ると、入口はバリケードで封鎖されていました。

 

幹線道路は車での通行は許可されているようですが、肌をさらけ出すバイクや自転車、歩行者は通行NGだそうです。

車は窓を開けてはいけないそうです。

ということなので、人がいません。

一部の住居や店舗などでは、壊れたところを修復したり、新しく作ってる建物もありましたが、それはほんの一部。

ほとんどが震災後のまま手を付けられていないのが現状です。

普段通りの生活にはほど遠い現状を目の当たりにしました

 

福島原発の視察前の注意事項

東電の説明

私たち一行は、双葉町にある東京電力の浜通り電力所というところで、視察に対する注意事項などの説明を受けました。

ここが東電の福島復興本社がある場所のようです。

参加者全員の免許証のコピーを取られ、携帯電話や貴重品もすべて部屋に保管され、原発内は一切撮影が禁止されていました。

気になっていた防護服は、もう着なくてもいい状況になっています。

この施設で廃炉についての現状を聞きました。

はいろみち

Hairo Michiという小冊子をいただきました。こんな言葉があるんだなっと。

表紙にあるように、廃炉に向けた取り組みが写真に収められています。

廃炉の大切な話2018

国の機関である経産省(資源エネルギー庁)のパンフレット『廃炉の大切な話2018』もいただきました。

写真や図表を交えてわかりやすく「廃炉の今とこれから」が記されています。

内容は、経済産業省のホームページで確認できます。

(⇒ http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/images/reactorpamph2018riv.pdf )

 

時間が止まったままの街並み

そこから、東電のバスに乗り換え、20分ほどで原発につきました。

 

原発に近づくにつれて、家電量販店、パチンコ店、ホームセンター、大手紳士服店や、ドコモショップ、かっぱ寿司、トヨタのディーラー、ファッションセンターしまむらなど、どこの街にもある店舗がたくさん立ち並んでいました。

しかしながら、もちろん営業していません、人は誰もいません。

すべてバリケードで覆われ、立ち入り禁止の状態に。

震災で割れてしまったガラスや崩れた壁など、まさにそのまま手を付けられずに、7年前のままです。

ここはまだ帰還困難地域のようです。

 

福島原発の視察

線量計

福島原発に到着すると、金属探知機での検査、注意事項の説明を受け、線量計を首にぶら下げて、バスに乗りました。

この線量計は、約一時間の視察期間中にどれだけの線量を浴びたかがわかるとのことです。

(写真撮影ができなかったため、参考までにインターネット上で見つけた線量計の写真を掲載します)

 

事故が起きた1号機、2号機、3号機

福島原発視察1

そして構内を案内されながら、バスは進みました。巨大な汚染水保管用タンク、凍土遮水壁の設備など、そしてテレビや新聞、インターネットなどでしか見たことがないあの事故が起きた、1号機、2号機、3号機を間近で見ることができました

(後日、視察時の写真を掲載しました)

福島原発視察2

近くを通ると、外に置いてある周辺の線量計が500μシーベルトを超えていて、ちょっとビビりましたが、瞬間なので何も心配はないそうです。

この1号機から3号機までの燃料デブリ取り出しにとてつもない時間とお金がかかるそうです。

福島原発視察3

それぞれの号機にいろんな処置はされていますが、まだ線量が高く人間が入れないところは、ロボットが作業しています。

また、内部がどうなっているかを調べるために自走式の調査装置を入れてカメラで撮影したりしているそうです。

東電配布資料

これは、いただいた資料ですが、1号機は上部の事故で崩れたガレキを取り除いてるそうです。

その撤去に4年かかる予定(2022年まで)。

2号機は中身を調査中、2023年から燃料を取り出す予定。

3号機は2018年の秋から取り出し開始、2年かかるそうです。

4号機は2014年に移送作業完了済みとのこと・・・・。

いずれにせよ、まだまだとてつもない時間と手間がかかるようです

 

廃炉に1日約6000人が作業を

今回案内してくれた東京電力の方の話によると、

福島原発では廃炉に向け、1日約6000人が作業しているとのこと。

 

年間で2,000億円以上の費用がかかっているそうで、その費用はどうなっているんでしょうか?

また、完全な廃炉まで30年の期間がかかる予定だそうです。

聞いただけで想像もつかない気の遠くなる話でした。

 

視察の帰り道に見たメガソーラー

冨岡メガソーラー

帰りのバスから撮影しました。原発のすぐそばの地域にどでかいメガソーラーがありました。

これがそうなのかはわかりませんが、富岡町にSHARP製のパネルで25メガという巨大な太陽光発電所が最近稼働したようです。

( http://tech.nikkeibp.co.jp/dm/atcl/news/16/050811076/?ST=msb )

原発を視察した直後だったせいかもしれませんが「こんな発電所をもっともっと作ればいいのになぁ」と感じました。

 

 

福島原発の視察を終えて…

 

人々から暮らしていた土地(故郷)を奪うような事故を起こしうる原子力発電所というリスクを、みんなであらためて考えなければいけないのでは?

 

廃炉に莫大なコストと時間がかかる原子力発電所をこのまま使い続けてよいのか?

 

私たちは太陽光発電を中心としたビジネスを17年間やってきました。

今後もさらに再生可能エネルギーのひとつである太陽光発電システムの提供を通して、社会に貢献していこうという思いを新たにした一日でした。

本当に、本当に、考えさせられる一日でした。

 

 

株式会社ソーラーアシスト

代表取締役 上條康則

 

 

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